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サカキコーポ 日射計の最上位機種発売

応答時間0.3秒未満

計測機器を輸入販売するサカキコーポレーション(大阪市、坂木想社長)はこのほど、全天日射計の新製品を発売した。新製品は0.3秒未満の高速応答に対応した最上位機種で、高精度な測定が可能になる。太陽光発電所向けを含め、研究・調査向けに活用できそうだ。

新製品は、日射計のISO(国際標準化機構)規格、『ISO9060:2018』の『クラスA』に準拠した独・センセカ製の全天日射計である。日射計はISO規格のもと、応答時間や測定誤差の基準が異なる3クラスに分類されており、クラスAはその最上位機種である。ISO規格における応答時間の基準はクラスAが10秒未満で、最も低いクラスCでは30秒未満となる。応答時間が速ければ、天候の変化に追随しやすく、より精度の高い測定が可能になる。

同社は、センセカの国内総代理店としてクラスAからCまで3機種の日射計を販売してきたが、今回はいずれの既存機種よりも性能が高い最上位機種として売り出す。同社の坂木想社長は「いわば旗艦モデルの日射計だ」とし、クラスAの既存機種の応答時間が2秒未満であるのに対し、新機種では0.3秒未満と業界最速級の応答時間を実現した。

もっとも、現地の日射量を把握できる日射計は太陽光発電所でも利用されているが、必ずしも高い精度や応答速度が求められるわけではなく、クラスCの機種が採用されることが多い。同社はこれまで約3.5万台に及ぶ日射計を販売してきたが、太陽光発電所向けにはクラスCの日射計を主に販売してきた。今回の新機種は主に高速応答が求められる研究・調査目的での利用を想定しているようだ。

なお同社は25年12月15日付で坂木英一社長が取締役会長に退き、坂木想取締役が代表取締役に就任した。26年1月に法人化から25年の節目を迎え、初の代表交代となった。

新発売した高速応答日射計『LPR10』

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