Inside News

ししまる、低圧太陽光向け竣工写真台帳の作成支援開始

太陽光発電所の開発を支援するししまる(=440、大阪市、山本啓史社長)は2026年5月、AI(人工知能)を活用して太陽光発電所の竣工写真台帳の作成を支援するサービスを開始した。スマートフォンのカメラで撮った竣工写真をもとに台帳を作成する仕組みで、低圧太陽光発電所のEPC(設計・調達・建設)企業へ訴求していく。

写真の説明文の自動入力機能をはじめ、太陽光パネルやPCS(パワーコンディショナ)、接続箱、架台などの部材を識別して分類する機能や写真の取り忘れを検知する機能などを導入。独自に開発したシステムをSaaS(クラウド型ソフトウェア)方式で提供する。

同社は20年8月の設立後、150件超の太陽光発電所の進捗管理業務を手掛けた経験をもとに、台帳作成の時間短縮に繋がるシステムを開発した。竣工写真台帳のエクセル出力も可能にしたほか、ダウンロードして報告書として活用できるようにした。

同社の山本社長は、「中小のEPC企業は竣工写真台帳の仕様が様々で標準化されていない」としたうえで、「当社の台帳は施主が望む内容を網羅しており、かつ10~20分で作成できるので、標準的なものとして使えるはずだ」と説明する。

同社は案件数に応じた3つの料金メニューを用意しており、月3件までの作成は月額税別9800円、月15件までの作成は同2万9800円、案件無制限のプランは同9万8000円とした。全機能を14日間無償で試せるトライアル期間も設けた。サービス名は『AI台帳くん』。

今夏にはO&M(管理・保守)の定期報告書作成サービスを開始する方針だ。

AIによる分析結果画面のイメージ

Inside News を読む

一覧を見る