損保ジャパン、ペロブスカイト太陽電池メーカー向け保険を商品化
積水化学系に提供
損害保険ジャパン(東京都新宿区、石川耕治社長)は2026年8月26日、ペロブスカイト太陽電池メーカー向けの保険を商品化し、積水ソーラーフィルムに保険の提供を始めたと発表した。設置先で出力低下などの不具合が生じた際の修理や交換の費用を補償する考えである。
損保ジャパンは、積水化学工業および積水ソーラーフィルムと保険の開発を進めてきた。リスク評価に必要なデータが乏しいなか、損保ジャパンは積水ソーラーフィルムからデータをもらい受け、リスク評価を実施して保険を商品化した。
今回の保険はあくまでも、積水ソーラーフィルム製のペロブスカイト太陽電池の出力低下の保証を補填するもの。技術データの提供を受けたうえで、メーカーごとにペロブスカイト太陽電池の保険を開発する方針である。損保ジャパンコマーシャルオペレーション部データドリブン推進グループの池田修久チーフは「ペロブスカイト太陽電池の実用化が進み、実績データが増えれば、保険料なども柔軟に見直していく」と語る。
損保ジャパン大阪企業営業第一部第二課の小髙直輝主任は「今回、保険ができたことで、メーカーは顧客に対して製品の修繕・交換といった保証サービスを提供しやすくなるはずだ」と語る。

積水ソーラーフィルムのフィルム型ペロブスカイト太陽電池

