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NTTファシ、R&Dフォーラム開催

パネル診断技術など紹介

フォーラムの冒頭にはNTTファシリティーズの豊田耕造研究開発部長が挨拶した

NTTファシリティーズ(東京都港区、一法師淳社長)は11月14日、東京都武蔵野市のNTT武蔵野研究開発センター内の振動実験棟で『R&Dフォーラム』を開催した。安心・安全な街づくりやデータセンターに関する技術などのほか、太陽光パネルの故障診断など再生可能エネルギー関連技術を紹介した。

同社が開いたR&Dフォーラムでは、『Smart & Safetyな街づくりを支える技術開発』をテーマに同社の研究開発の成果や進捗を紹介。関連技術の展示や研究者による講演を行った。再エネ関連技術も展示しており、開発段階にある2種類の太陽光パネルの故障診断技術を披露した。

その一つがドローンを用いた故障診断技術で、ドローンで撮影したサーモ画像をもとに自動で報告書を作成するというものだ。ディープラーニングを用いて、クラスタ故障の恐れのあるパネルを検出。複数の画像を結合し、太陽光発電所全体の画像を作成するので、位置も把握しやすい。

報告書の自動作成にかかる処理時間は1MWあたり約15分。人手による報告書作成と比べ、作業効率の改善につながる技術である。現在、自社発電所での検証を重ねており、O&M(管理・保守)サービスなどに活かしていく構えだ。

太陽光関連技術に関する展示も

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