トリナ・ソーラー、住宅用小型モジュール発売

2015.09.02

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 太陽電池世界最大手の中・トリナ・ソーラーは9月2日、住宅用の小型モジュールを日本で発売した。欧米に比べて屋根面積が狭小な日本の住宅向けに開発した高効率タイプだ。
 新製品『SPACEMAX』は、セルを48枚搭載した単結晶モジュール。公称最大出力は230W、最大変換効率は17.4%である。発電効率を上げるために、同社はセルの裏面にパーク技術(裏面不動態型セル)を採用した。
 モジュール1枚の重量は11.8kg、サイズは1332×992×35mmと、軽量で小型な点が特徴だ。屋根への荷重負担を軽減できるうえ、施工時間を短縮でき、設置費の削減につながるという。
 同社COOの朱治国氏は、「この製品は、曇りの日や朝夕の太陽光の少ない時間でもより多く発電する。容易に設置できる小型・高効率品を求める日本市場向けに開発した」と話す。
 9月2日より受注を開始。出荷は受注量により異なるが、9月末を目安としている。

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