サンテックパワージャパン、積雪240cm対応 太陽光パネル発売  屋根建材一体型の新製品

2015.09.15

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 太陽電池中国大手、無錫サンテックパワーの日本法人であるサンテックパワージャパン(東京都新宿区、ガオ・ジャン社長)は9月15日、最大240㎝の積雪に対応する住宅用太陽光パネルを発売した。10月1日より出荷する。北海道や東北地方などの積雪地域で販売を強めていく狙いだ。
 今回の新製品は、屋根建材と太陽光パネルを一体にした『ジャストルーフ』シリーズの新型モデル。発電効率や外形寸法は従来品と同じだが、フレーム構造に雪止めのリブを取り除き、雪を落す仕組みを施した。屋根の勾配や設置条件にもよるが、最大240cmの積雪に対応可能としている。
 一般に、屋根建材型の太陽光パネルは意匠性に優れている。新築住宅に太陽光パネルを取り付ける用途で使用されるケースが多い。新製品の主な仕様は、セル30枚搭載の単結晶モジュール。出力135W、モジュール効率14.4%。寸法903×1038×33mm、重量10.8Kgである。

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